肝臓に脂肪が蓄積している状態(脂肪肝)に加えて、以下の心代謝系の異常が加わった状態。肝硬変(肝臓が慢性的なダメージを受けて壊れ硬くなること)への進展と同時に、心血管イベント(狭心症・心筋梗塞・脳梗塞など)の発症リスクが高まるなど全身の異常にも関連することから、早期の対策が必要とされます。治療には、生活習慣の改善が重要であり、体重増加を背景としている場合には、カロリー制限などの食事療法や有酸素運動・レジスタンス運動を行うことで、現在の体重の5~10% の体重減少を目指します。
1. 肥満:BMI 23以上 または腹囲 94cm以上(男性)・80cm以上(女性)
2. 血糖:空腹時100mg/dL以上あるいは食後2時間 140 mg/dL以上あるいはHbA1c 5.7%以上あるいは治療中
3. 血圧:収縮期130mmHg以上あるいは拡張期85mmHg以上あるいは治療中
4. 中性脂肪:150 mg/dL以上あるいは治療中
5. HDLコレステロール:40mg/dL以下(男性)・50 mg/dL以下(女性)あるいは治療中